中本葬祭ブログ

三回忌法要とは?時期・準備・費用を新宮市の葬儀社が解説

三回忌法要とは?時期・準備・費用を新宮市の葬儀社が解説

大切な方を亡くされて間もなく2年。ふと気づけば三回忌が近づいているけれど、「三回忌とはいつのことなのか」「どのような準備をすればよいのか」と不安に感じておられる方は少なくありません。三回忌は一周忌に続く重要な年忌法要であり、ご親族やご縁のあった方々をお招きして故人を偲ぶ大切な節目です。

当記事では、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町で年間300件以上の葬儀をお手伝いしてきた中本葬祭が、三回忌法要の時期・準備の進め方・費用の目安・地域の慣習まで、わかりやすくご案内いたします。

三回忌法要とは――いつ営むのか、その意味

三回忌法要とは、故人が亡くなってから満2年目(翌々年)に執り行う法要のことを指します。たとえば2024年6月15日にご逝去された場合、三回忌は2026年6月15日となります。

「2年目なのになぜ三回忌というのか」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。一周忌が過ぎたあと、亡くなった日を1回目の命日として数えるしきたりがあるため、命日(=1回目)の翌々年は3回目の命日と数えられ、「三回忌」とされています。仏教では、初七日・四十九日・一周忌に続き、三回忌は故人の冥福を祈り、ご供養を重ねる重要な節目と位置づけられています。

法要は命日の当日に営むのが理想ですが、ご参列される方々のご都合もありますので、近年は命日よりも前の土曜日・日曜日・祝日など、皆さまが集まりやすい日に執り行われることが一般的です。ただし、命日より後ろにずらすことは慣習上避けるべきとされていますので、ご注意ください。

三回忌の法要では、菩提寺のご住職をお招きして読経・焼香を行い、その後ご会食(お斎・おとき)を設けてご参列いただいた方々をおもてなしする流れが一般的です。ご家族のみで簡素に営まれることもあれば、ご親族や故人のご友人までお招きして丁寧に執り行われることもあり、規模や形式はご遺族のご意向によって柔軟に決められます。

三回忌法要の準備――いつから何をすればよいのか

三回忌法要をつつがなく営むためには、1~2か月前から準備を開始するのが一般的です。以下、準備の主な流れをご紹介します。

①日程と場所を決める

まずは命日を確認し、その前後の土日祝日で参列者が集まりやすい日を選びます。菩提寺のご住職や会場(自宅、お寺の本堂、法要ホールなど)の都合もありますので、早めに候補日をいくつか挙げて調整しましょう。

②菩提寺へ連絡し、読経を依頼する

日程が決まりましたら、菩提寺のご住職に読経をお願いします。当地域では菩提寺をお持ちのご家庭が多く、先祖代々のお付き合いがあるお寺にお願いするのが一般的です。もし菩提寺をお持ちでない場合や遠方の場合は、葬儀社を通じてご紹介いただくこともできます。

③参列者を決め、案内状を送る

ご親族や故人と縁の深かった方々にご案内状をお送りします。案内状には日時・場所・お食事の有無を明記し、出欠の返信期日も設けておくと、その後の準備がスムーズです。近年は電話やメールでご連絡されるご家族も増えていますが、丁寧な印象を持たれるのはやはり書面でのご案内です。

④お斎(会食)の手配

法要後のお斎は、参列者への感謝の気持ちを表す大切なおもてなしです。料亭やレストラン、ホテルなどに仕出しを依頼する場合は、人数が確定次第、早めに予約しましょう。ご自宅で行う場合も、仕出し弁当などの手配を忘れずに。

⑤引き出物の準備

お越しいただいた方には、お礼として引き出物(お返し品)をお渡しします。タオルやお茶、お菓子など、後に残らない「消えもの」が好まれます。包装は黒白または黄白の結び切りの水引を用い、のしには「志」または「粗供養」と表書きをします。

⑥お布施・御車代・御膳料の用意

ご住職への感謝の気持ちとして、お布施を白封筒または奉書紙に包んで用意します。会場がご寺院以外の場合は御車代を、お斎を辞退された場合は御膳料もお包みするのがマナーです。

私たちは新宮市で数多くの法要のお手伝いをさせていただいておりますが、「何から手をつければよいかわからない」というお声もよく伺います。ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

三回忌法要の費用相場と内訳

三回忌法要にかかる費用は、規模や内容によって大きく異なりますが、一般的な内訳と相場を以下にご紹介します。(2026年時点の目安)

お布施

三回忌法要のお布施の相場金額は1万円~5万円程度とされ、地域やご寺院によって幅があります。約3万円~7万円とされているという情報もあり、菩提寺との関係性や地域の慣例によって異なります。事前に菩提寺やご親族、葬儀社にご確認いただくと安心です。

御車代・御膳料

御車代は5千円~1万円程度、御膳料は5千円~1万円程度が目安です。ご住職が会食に出席される場合は御膳料は不要ですが、辞退された場合は別途お包みします。

会場費

ご自宅やお寺の本堂で行う場合は不要ですが、法要ホールや貸会場を利用する場合は数万円程度かかることがあります。

会食費(お斎)

一人あたり3千円~1万円程度が相場です。参列者が10名なら3万円~10万円程度を見込んでおくとよいでしょう。

引き出物

一家族あたり2千円~5千円程度の品を用意するのが一般的です。参列者の人数に応じて総額が変わります。

香典返し

ご参列者からご香典をいただいた場合は、後日または当日に、いただいた額の半額~3分の1程度のお返しをお渡しします。

これらを合計すると、小規模な法要で10万円前後、ある程度の人数をお招きする場合は20万円~30万円程度が目安となります。ただし、あくまで一般的な相場ですので、ご家族のご意向や地域の慣習に合わせて柔軟にお考えください。正確な金額やプランについては、どうぞお気軽に中本葬祭までお問い合わせください。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での三回忌

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町は、いずれも熊野地域に属し、昔ながらの地域のつながりと信仰が大切にされている土地柄です。三回忌法要においても、この地域ならではの慣習や配慮すべき点がいくつかあります。

菩提寺との関係を大切にする

当地域では菩提寺をお持ちのご家庭が多く、先祖代々のご供養を同じお寺にお願いしているケースが一般的です。三回忌も菩提寺のご住職に読経をお願いするのが慣例であり、宗派による作法の違いもありますので、事前にご住職とよくご相談されることをおすすめします。

地域とのつながりへの配慮

近年は家族や親族だけの少人数法要も増えていますが、地域のつながりが深い土地柄ですので、区長さんや組長さんへ事前にご報告しておくと丁寧です。特に、ご葬儀の際にお世話になった地区の方々へ改めてお礼を伝える機会にもなります。

ご香典の扱い

当地域では、ご香典を辞退されるケースが増えており、三回忌でも「お気持ちだけで結構です」とお伝えするご家族が多くなっています。辞退される場合は、案内状にその旨を明記しておくとスムーズです。ただし、当日お持ちになる方もいらっしゃいますので、柔軟に対応されるとよいでしょう。

季節への配慮

当地域は温暖な気候で、特に夏場は暑さが厳しくなります。会場の空調や、屋外での移動が伴う場合の参列者への配慮も大切です。お供えのお花やお供え物の管理にも気を配りましょう。

私たちは新宮市で創業以来、地域の皆さまと共に歩んでまいりました。地域の慣習に沿った丁寧な法要のお手伝いをさせていただいておりますので、どうぞ安心してご相談ください。

よくある質問

三回忌は命日より後の日程でも大丈夫ですか?

仏教の慣習では、法要は命日当日か、それより前に行うのが基本とされています。命日より後にずらすことは避けるべきとされていますので、やむを得ず日程を調整する場合は命日の前の週末などをお選びください。

三回忌を家族だけで行っても問題ないでしょうか?

近年は少人数で営まれる三回忌も増えており、ご家族だけの法要も問題ありません。ただし、故人と特に親しかった方や菩提寺のご住職には事前にお伝えしておくと、後々のトラブルを避けられます。

三回忌の香典はいくら包めばよいですか?

三回忌の香典の相場は、会食なしだと3千~3万円、会食ありだと1万〜5万円が一般的です。故人との関係性やご参列の人数によって調整しましょう。詳しくは菩提寺や葬儀社にご確認ください。

三回忌のお布施は御仏前・御霊前どちらの表書きですか?

仏教では四十九日を過ぎると「仏」になるとされますので、三回忌では「御仏前」が正しい表書きです。ただし浄土真宗では最初から御仏前を用いるなど、宗派による違いもありますので、菩提寺にご確認いただくと安心です。

三回忌を行わないという選択肢はありますか?

法要を行うかどうかはご家族の判断に委ねられます。ただし三回忌は重要な節目とされており、菩提寺との関係や親族の意向もありますので、事前によく話し合われることをおすすめします。行わない場合でも、ご住職に供養のご相談をされる方もいらっしゃいます。

まとめ

三回忌法要は、故人が亡くなってから満2年目の命日に営む大切な年忌法要です。命日の当日またはそれ以前の土日祝日に執り行われ、1~2か月前からの準備が必要です。お布施の相場は1万円~5万円程度、会食や引き出物を含めた総額は10万円~30万円程度が目安となります。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町では、菩提寺との深いつながりや地域コミュニティとの関係を大切にしながら、丁寧に法要を営む文化が根付いています。ご不明な点や準備にご不安がある場合は、早めに菩提寺や葬儀社にご相談いただくことで、安心して当日を迎えられます。

故人を偲び、ご供養を重ねる三回忌が、心穏やかで温かな時間となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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