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那智勝浦町の一日葬の流れとスケジュール|通夜なしの葬儀

那智勝浦町の一日葬の流れとスケジュール|通夜なしの葬儀

突然のご不幸が訪れたとき、「お通夜をせずに一日で葬儀を終えたい」とお考えのご家族もいらっしゃるでしょう。那智勝浦町をはじめ新宮市・太地町・三重県紀宝町では、一日葬を選ばれるケースが増えています。しかし、具体的な流れや当日のスケジュール、準備すべきことがわからず不安を感じる方も少なくありません。本記事では、一日葬とは何か、どのように進行するのか、地域の特性も交えて詳しくご説明します。

一日葬とは?通夜なしで一日で終える葬儀の基本

一日葬とは、お通夜を行わない、告別式と火葬のみの葬儀のことです。一般的な葬儀では、一日目にお通夜を営み、二日目に告別式・火葬という流れが基本ですが、一日葬ではお通夜を省くことで、葬儀・告別式と火葬を同じ日に執り行います。

誤解されがちですが、一日葬は「家族だけで行う葬儀」という意味ではありません。家族葬とは参列者を限定する葬儀形式を指すのに対し、一日葬は日程を一日にまとめる形式です。したがって、親族に加えて友人や知人を招くこともできますし、逆に家族だけで一日葬を行うことも可能です。

一日葬は、午前中から葬儀を始めて、お昼過ぎに火葬を行うスケジュールが一般的です。大体5時間あれば一日葬は終わりますので、ご高齢のご親族や遠方からのご参列者にとっても負担が軽くなります。

那智勝浦町では、参列者の身体的な負担を軽減できたりすることから、ご高齢のご家族が多い場合や、お仕事の都合で長期間休めない方が多い場合に一日葬を選ばれています。ただし、一日葬は新しいスタイルの葬儀のため、お世話になっている菩提寺の許しを得られないケースが考えられますので、事前にご住職へご相談されることをお勧めします。

一日葬の当日の流れとタイムスケジュール

ここでは、一日葬がどのような流れで進むのか、具体的なタイムスケジュールと合わせてご説明します。なお、火葬場の空き状況やご参列者の人数によってスケジュールは変動しますので、あくまで目安としてご理解ください。

ご逝去から告別式前日までの準備

病院や施設でお亡くなりになった場合、医師による死亡診断が行われ、死亡診断書が発行されます。霊安室は長時間のご利用が難しいため、速やかにご安置先を決める必要があります。

ご遺体は、ご自宅か葬儀社が手配する安置施設へ搬送されます。日本では「墓地、埋葬等に関する法律」によって、ご逝去から24時間以内に火葬をすることが禁じられているからです(2026年時点)。安置が終わり次第、葬儀社と打ち合わせを行い、葬儀形式・日程・予算・会場などを決めていきます。

一日葬では、納棺(お棺にご遺体をお納めする儀式)を告別式の前日または当日の早朝に行います。納棺では、故人様に旅立ちの支度を整え、思い出のお品や愛用品をお棺に納めることができます。

告別式当日の一般的なタイムスケジュール

午前10時前後に告別式を開始し、午後2〜3時頃に解散するケースが多いです。以下に標準的なスケジュールの例をご紹介します。

  • 午前8時30分〜9時頃:喪主・ご遺族の集合。最終確認と受付準備。納棺が当日の場合はこの時間帯に行います。
  • 午前9時30分頃:ご親族集合。ご遺族への挨拶を済ませます。
  • 午前10時:告別式開式。ご僧侶による読経、ご焼香、弔辞・弔電の紹介、喪主挨拶。
  • 午前11時頃:告別式終了。お別れの儀(お棺に別れ花を入れる)、ご出棺。
  • 正午頃:火葬場到着。火葬前のお別れ、ご焼香。
  • 午後0時30分〜1時間程度:火葬。待合室でお待ちいただきます。
  • 午後1時30分〜2時頃:ご収骨(お骨上げ)。
  • 午後2時〜3時頃:式場または会食会場にて精進落とし(会食)。初七日法要を繰り上げて行う場合もあります。
  • 午後3時〜4時頃:解散。

このように、一日葬でかかる所要時間は、告別式から収骨まで全体で4~5時間程度です。火葬場の利用状況により午後開始になる場合もあり、その場合は夕方の解散となります。

中本葬祭では、これまで那智勝浦町や新宮市で多くの一日葬をお手伝いしてまいりました。地域の火葬場の空き状況やご親族のご都合に合わせて、無理のないスケジュールをご提案いたしますので、どうぞご安心ください。

一日葬を選ぶ際に知っておきたいこと

一日葬には多くの利点がある一方で、事前に理解しておくべき点もあります。ここでは、一日葬のメリットと注意点について整理します。

一日葬のメリット

一日葬は、参列者への対応を最小限に抑えられるため、ご遺族の金銭的・体力的な負担を軽減できる点が大きなメリットといえます。具体的には以下のような点が挙げられます。

  • ご遺族の体力的・精神的負担の軽減:二日間にわたる葬儀と比べ、拘束時間が短くなるため、ご高齢のご遺族や体調に不安のある方にも負担が少なくなります。
  • 遠方のご親族の移動・宿泊負担の軽減:日帰りでのご参列が可能になり、宿泊費や移動の手間が省けます。
  • 費用面での負担軽減:お通夜の飲食(通夜ぶるまい)や返礼品、お通夜の式場使用料が不要になります。
  • 故人様との時間:お通夜の準備に追われることなく、告別式までの間、故人様とゆっくり向き合う時間を持つことができます。

一日葬の注意点

一日葬を執り行うデメリットは、主に次の2つです。お別れの時間が短く、慌ただしくなる可能性がある。菩提寺から理解を得られない可能性がある。その他、以下のような点にご留意ください。

  • 参列者が限られる:一日葬では告別式がはじまる時間が、11時または正午あたりとなることが通常です。仕事のある方は葬儀に参列できなくなることも少なくありません。
  • 菩提寺のご了解が必要:仏教の葬儀では通夜・告別式・火葬の流れを重んじる考え方があり、一日葬に対応されない寺院もあります。必ず事前にご住職にご相談ください。
  • 後日の弔問対応:当日参列できなかった方が後日ご自宅に弔問に訪れる可能性があり、個別対応が増えることもあります。
  • 会場費:場合によっては2日分の会場費を支払わなければならなくなる場合もあります。ご遺体を前日に会場へ搬入する場合、安置費用が別途発生することがあります。

那智勝浦町では菩提寺をお持ちのご家庭が多く、地域のつながりも深い土地柄です。一日葬を検討される際は、菩提寺のご住職や区長・組長への事前のご連絡をお勧めします。中本葬祭でもご住職への確認をお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。

一日葬の費用相場と内訳

費用面も気になるところです。ここでは一般的な一日葬の費用相場と、その内訳についてご説明します。

全国的な費用相場

一日葬の費用相場は、およそ30万~50万円といわれています。この金額は葬儀会社に支払う費用で、寺院などへのお礼は含みません。一日葬の費用は、おおよそ50〜100万円ほどとなっています。平均の総額は80万円ほどですという調査もあります(2026年時点)。

ただし、一日葬を家族葬にして、10人程度の規模で行えば、40万円~50万円程度が相場になります。これに対して、家族葬でも親族の参列者が多ければ、70万円~80万円程度必要になるでしょう。規模や内容によって費用は大きく変動します。

費用の内訳

一日葬の費用は、大きく以下の項目に分けられます。

  • 葬儀基本費用:お棺、祭壇、遺影写真、位牌、骨壺、受付セット、寝台車(病院からの搬送)、霊柩車、ドライアイス、枕飾り、後飾り祭壇、式進行スタッフなど。多くの葬儀社ではセットプランに含まれています。
  • 式場・火葬場使用料:公営斎場なら数万円、民間斎場なら10〜30万円程度。火葬場使用料は公営で数千円〜数万円。
  • 飲食・返礼品費:精進落としの会食(一人3,000〜5,000円程度)、会葬御礼品、香典返し。参列者数によって変動します。
  • 宗教者へのお礼:お布施は10万円から30万円ほどで、戒名のあるなしによって金額が変わります。御車代、御膳料も別途必要です。

お通夜を省略するため通夜ぶるまいの費用は不要ですが、告別式や火葬に関わる基本的な費用は一般葬とほぼ変わりません。費用を抑えたい場合は、祭壇の規模や会食の内容を調整することで対応できます。

正確な費用は葬儀社や地域、ご希望の内容によって異なりますので、中本葬祭の一日葬プランの詳しい料金はこちらをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

那智勝浦町・新宮市・太地町・紀宝町での一日葬

那智勝浦町をはじめとする紀南・東紀州地域には、独自の葬儀文化や慣習があります。一日葬を検討される際にも、こうした地域性を理解しておくことが大切です。

火葬のタイミングと地域の慣習

全国的には「告別式 → ご出棺 → 火葬」という流れが一般的ですが、当地方には古くから「告別式の日の朝に火葬場に向かい、ご収骨後に告別式を執り行う」という風習も残っています。近年は全国的な流れも増えてきていますが、どちらの流れも対応可能です。

一日葬の場合も同様で、朝に火葬を行ってから告別式をされるご家族と、告別式後に火葬をされるご家族の両方がいらっしゃいます。ご家族のご希望や菩提寺のお考えに応じて決定いたします。

菩提寺との関係

那智勝浦町や新宮市では、菩提寺をお持ちのご家庭が多く、家族葬や一日葬であっても菩提寺のご住職に読経をお願いするのが一般的です。一日葬は比較的新しい形式のため、ご住職によっては慣習を重んじて難色を示される場合もあります。

事前にご住職にご相談いただき、一日葬でも問題ないかご確認いただくことをお勧めします。中本葬祭では地域の寺院との長いお付き合いがありますので、ご住職へのご確認もお手伝いいたします。

地域コミュニティへのご連絡

当地域は地域のつながりが深い土地柄のため、一日葬であっても区長・組長への早めのご連絡が望ましいです。地区によってはご近所がお手伝いに来てくださる文化が今も残っており、ご配慮いただくことでスムーズに進行できます。

火葬場の利用状況

新宮市斎場など地域の火葬場は、都市部と比べて混雑は少ないですが、時期によっては日程調整が必要になることもあります。お盆や年末年始などの繁忙期は特にご注意ください。中本葬祭では火葬場との調整も含めてサポートいたしますので、ご安心ください。

ご香典の扱い

那智勝浦町では近年、ご香典を辞退されるケースがかなり増えています。一日葬の場合も、ご香典を辞退される選択をされるご家族が多くいらっしゃいます。辞退される場合は、事前にその旨を周囲にお伝えすることでトラブルを防ぐことができます。

よくある質問

一日葬の所要時間はどのくらいですか?

告別式から火葬、ご収骨までで4〜5時間程度が目安です。午前10時開式の場合、午後2〜3時頃には解散となることが多いですが、火葬場の予約状況により変動します。

一日葬でも戒名はいただけますか?

はい、いただけます。一日葬でもご僧侶に読経をお願いし、戒名を授けていただくことが一般的です。戒名の授与については菩提寺にご相談ください。お布施の金額は戒名のランクによって変わります。

お通夜がなくても故人と向き合う時間は持てますか?

はい、お通夜の準備に追われることなく、ご逝去から告別式までの間、故人様とゆっくり過ごす時間を持つことができます。また、告別式前日に親族だけで付き添い安置を行うこともできます。葬儀社にご相談ください。

一日葬は菩提寺に断られることもありますか?

お通夜・告別式・火葬の流れを重んじる仏教の考え方から、一日葬に対応されない寺院もあります。地域やご宗派により異なりますので、一日葬を検討される場合は必ず事前に菩提寺のご住職にご相談ください。

那智勝浦町で一日葬を行う場合、どこの火葬場を使いますか?

主に新宮市斎場などの地域の火葬場をご利用いただきます。火葬場の空き状況や日程に応じて調整いたしますので、詳しくは葬儀社にお問い合わせください。

まとめ

一日葬は、お通夜を省いて告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式です。ご遺族や参列者の体力的・時間的負担を軽減でき、遠方のご親族も日帰りで参列しやすいというメリットがあります。一方で、参列できる方が限られることや、菩提寺のご了解が必要になることなど、事前に知っておくべき点もあります。

那智勝浦町や新宮市では、地域の慣習や菩提寺との関係を大切にしながら、ご家族のご希望に沿った形で一日葬を執り行うことができます。火葬のタイミングや式の進め方についても、地域特有の流れとご家族のご意向を両立できるよう、柔軟に対応することが可能です。

一日葬を検討される際は、菩提寺への事前のご相談、ご親族への丁寧な説明、地域コミュニティへの配慮を忘れずに、後悔のないお見送りができるよう準備を進めてください。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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