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お彼岸のお墓参りはいつ行く?新宮市・那智勝浦町での作法とマナー

お彼岸のお墓参りはいつ行く?新宮市・那智勝浦町での作法とマナー

お彼岸が近づくと「お墓参りはいつ行けばいいのだろう」「何を持っていけばいいのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。特にご家族を亡くされて初めてのお彼岸を迎える方にとっては、不安に感じることも少なくありません。お彼岸は、ご先祖様に感謝の気持ちを伝える大切な時期です。この記事では、お彼岸のお墓参りの時期や作法、持ち物について、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での地域慣習も交えながら、丁寧にご説明いたします。

お彼岸とは?お墓参りの時期と意味

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として、その前後3日間を合わせた計7日間を指します。2026年の春のお彼岸は3月17日から23日、秋のお彼岸は9月20日から26日となります。この期間は、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真東から昇り真西に沈むことから、仏教では「この世(此岸・しがん)」と「あの世(彼岸・ひがん)」が最も近づく時期とされています。

お彼岸にお墓参りをする習慣は、日本独自の文化です。仏教では西方に極楽浄土があると考えられており、太陽が真西に沈むお彼岸の時期は、ご先祖様を偲び、供養するのに最もふさわしい時とされてきました。お墓参りを通じてご先祖様に感謝の気持ちを伝えるとともに、自らの生き方を見つめ直す機会でもあります。

お墓参りに行く日は、お彼岸の期間中であればいつでも構いません。中日に行かなければならないという決まりはなく、ご家族のご都合に合わせて7日間のうちの都合の良い日を選ぶことができます。ただし、初彼岸(故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸)の場合は、中日やなるべく早い時期にお参りされるご家族が多いようです。私たち中本葬祭が新宮市で年間300件以上のご葬儀をお手伝いする中でも、初彼岸を大切にされるご家族の姿を多く拝見してまいりました。

お墓参りの準備と持ち物

お墓参りには、いくつか準備しておくべきものがあります。まず基本となるのは、お線香・ロウソク・マッチ(またはライター)・お花・お供え物です。お花は、故人がお好きだった花や、季節の花を選ばれると良いでしょう。春のお彼岸であれば菊や百合、秋であればリンドウや菊などが一般的です。お供え物は、故人がお好きだった食べ物や果物、お菓子などをお持ちください。ただし、お参りが終わった後は必ずお持ち帰りいただくのがマナーです。

お墓の掃除用具も忘れずにお持ちください。雑巾やスポンジ、バケツ、ゴミ袋、墓石を洗うためのブラシなどがあると便利です。霊園や墓地によっては、掃除用具や柄杓(ひしゃく)、バケツなどが備え付けられている場合もありますが、念のためご自分で用意されると安心です。新宮市や那智勝浦町の霊園でも、設備は場所によって異なりますので、事前にご確認されることをおすすめします。

お墓参りの作法としては、まずお墓の周りを掃除し、墓石を洗い清めます。その後、お花やお供え物を供え、お線香に火をつけてお参りします。お参りの際は、墓石より頭を低くして合掌し、故人やご先祖様への感謝の気持ちを伝えます。宗派によって作法に違いがある場合もありますので、ご不明な点があれば菩提寺のご住職にお尋ねいただくとよいでしょう。

お線香の本数や上げ方も宗派によって異なります。浄土真宗では1本を2つに折って寝かせる、曹洞宗では1本、真言宗では3本立てるなど、それぞれに決まりがあります。当地域では菩提寺をお持ちのご家庭が多いため、普段からお付き合いのあるお寺のご住職に確認されると、より丁寧なお参りができるでしょう。

お彼岸のお墓参りで知っておきたいこと

お彼岸のお墓参りには、いくつか知っておくと安心な事柄があります。まず、お墓参りの服装についてですが、お彼岸のお墓参りは法要ではありませんので、喪服を着る必要はありません。ただし、派手な色や露出の多い服装は避け、落ち着いた色合いの清潔な服装を心がけましょう。初彼岸の場合は、やや改まった服装でお参りされる方が多い傾向にあります。

お墓参りの時間帯については、明るい日中が望ましいとされています。これは、足元の安全を確保するためと、霊園や墓地の開門時間内にお参りするためです。新宮市や那智勝浦町の霊園でも、多くは夕方には門を閉めますので、午前中から昼過ぎにお参りされることをおすすめします。

お彼岸の期間中は、多くの方がお墓参りに訪れるため、霊園が混雑することがあります。特に中日の前後は混み合う傾向にありますので、時間に余裕を持ってお出かけください。また、お墓参りの後には、ご自宅で「おはぎ」(春は「ぼたもち」)をお供えする習慣もあります。これは、小豆の赤い色に魔除けの意味があるとされ、ご先祖様への感謝の気持ちを表すものです。

初彼岸を迎えられるご家族の中には、「何か特別なことをしなければならないのか」と心配される方もいらっしゃいます。基本的には通常のお彼岸と同じようにお墓参りをしていただければ問題ありませんが、菩提寺のご住職にお墓で読経をお願いされるご家族もいらっしゃいます。ご不安な点があれば、菩提寺や私たち葬儀社にご相談いただくことで、地域やご宗派に合った形でご供養いただけます。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町でのお墓参り事情

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町といった熊野地域では、お彼岸のお墓参りは地域の大切な行事として今も根付いています。温暖な気候のため、春のお彼岸は梅や桜が咲き始める時期と重なり、秋のお彼岸は彼岸花が咲く美しい季節です。地域の霊園や墓地では、お彼岸の時期になると多くのご家族がお参りに訪れる光景が見られます。

当地域では、菩提寺をお持ちのご家庭が多く、お彼岸の際には菩提寺にもお参りされる方が少なくありません。お墓参りの前後に菩提寺を訪れ、ご本堂に手を合わせ、ご住職にご挨拶される習慣が今も残っています。お寺によっては、お彼岸の期間中に彼岸会(ひがんえ)という法要を営むところもあります。

また、地域のつながりが深い土地柄のため、お墓が家族や親族の共同墓地にある場合も多く、お彼岸には親戚が集まってお墓参りをされる姿もよく見られます。遠方に住む親族が帰省する機会にもなっており、お墓参りの後にご家族で食事をされるなど、ご先祖様を通じて家族の絆を確認する大切な時間となっています。

私たち中本葬祭は、創業以来、新宮市を中心とした熊野地域で多くのご家族のお手伝いをしてまいりました。お彼岸の時期には、お墓参りに関するご相談や、初彼岸の供養についてのお問い合わせをいただくことも多く、地域の皆様にとってお彼岸が大切な節目であることを実感しております。お墓の場所や菩提寺についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

よくある質問

お彼岸のお墓参りは何日に行けばいいですか?

お彼岸の7日間(春分の日・秋分の日を中日とした前後3日間)のうち、ご都合の良い日にお参りください。中日でなくても構いません。初彼岸の場合は、中日やなるべく早い時期にお参りされる方が多いようです。

お彼岸のお墓参りに喪服は必要ですか?

お彼岸のお墓参りに喪服は不要です。落ち着いた色合いの清潔な服装であれば問題ありません。初彼岸の場合は、やや改まった服装でお参りされる方もいらっしゃいます。

お供え物は置いて帰ってもいいですか?

お供え物は必ずお持ち帰りください。食べ物を置いたままにすると、カラスや動物が荒らしたり、腐敗して他の方のご迷惑になったりする可能性があります。お参りの後は必ず持ち帰るのがマナーです。

お彼岸とお盆の違いは何ですか?

お盆はご先祖様の霊が家に帰ってくるとされ、迎え火や送り火などの行事があります。一方、お彼岸は「この世」と「あの世」が近づく時期とされ、お墓参りをしてご先祖様に感謝を伝える日本独自の習慣です。

初彼岸では特別なことをする必要がありますか?

基本的には通常のお彼岸と同じようにお墓参りをしていただければ問題ありません。ご心配であれば、菩提寺のご住職にお墓で読経をお願いされたり、親族を集めて丁寧にお参りされたりするのもよいでしょう。地域やご宗派により異なりますので、菩提寺や葬儀社にご相談ください。

まとめ

お彼岸のお墓参りは、ご先祖様に感謝の気持ちを伝える大切な機会です。春分の日と秋分の日を中心とした7日間のうち、ご都合の良い日にお参りいただき、お墓を清めてお花やお線香をお供えしましょう。服装は落ち着いた色合いであれば喪服でなくても構いません。お供え物は必ずお持ち帰りいただくことをお忘れなく。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町といった熊野地域では、菩提寺をお持ちのご家庭が多く、お彼岸は地域に根付いた大切な行事です。宗派や地域によって作法に違いがある場合もありますので、ご不明な点があれば菩提寺のご住職や葬儀社にお尋ねいただくと安心です。ご先祖様を偲び、ご家族の絆を確かめるお彼岸の時間を、心穏やかにお過ごしください。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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