新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町で葬儀を行う際、「納棺師には何をお願いできるのか」「家族も立ち会うのか」「いつ相談すればよいのか」と迷うことがあります。中本葬祭では、この地域で実際に納棺師へ依頼しており、ご家族の希望を伺いながら内容と時期を確認しています。
結論|納棺師へ頼みたいことを葬儀担当者へ先に伝えます
納棺師は、故人の身支度を整え、棺へお納めする場面を支える専門職です。依頼内容は一律ではありません。死装束の着付け、死化粧、髪やお顔まわりを整えること、納棺時の所作など、どこまでお願いするかをご家族と担当者で確認します。
ご家族が個別に担当者を探す前に、中本葬祭へ次の3点をお伝えください。
- 故人に着ていただきたい衣服があるか
- お顔や髪をどのように整えたいか
- ご家族がどこまで立ち会いたいか
故人のお身体の状態や日程によって、ご希望どおりの方法が難しい場合もあります。できることと難しいことを事前に確認し、ご家族の意向を優先しながら進めます。
納棺師へお願いする内容
納棺師に相談できる主な内容を、家族が決めることと分けて整理します。
| 確認項目 | 納棺師・担当者へ相談すること | 家族で考えておくこと |
|---|---|---|
| 衣服 | 着付けの方法、お身体の状態に合う形 | 本人らしい服、宗派上の装具の希望 |
| お顔・髪 | 死化粧、整髪、表情の整え方 | 生前の印象、写真、好み |
| 納棺 | 棺へお納めする手順、安全な支え方 | 立ち会う方、手を添える範囲 |
| 副葬品 | 棺へ納められる品かどうか | 手紙、写真、衣類などの候補 |
どの項目も「家族がしなければならない」「すべて専門職へ任せなければならない」という決まりはありません。見守るだけ、最後に花や手紙を納める、参加したい工程だけ手を添えるなど、ご家族が無理のない範囲を選べます。
依頼の相談は、衣服や副葬品を決める前に行います
納棺の日程は、安置場所、通夜の日程、故人のお身体の状態によって変わります。通夜の直前に初めて希望を伝えると、衣服や担当者の調整が難しいことがあります。葬儀の打ち合わせ時に、納棺師を希望することと、お願いしたい内容をお伝えください。
特に次の場合は、早めの確認が必要です。
- 生前よく着ていた服を着せたい
- 遠方の家族が納棺に立ち会いたい
- 写真を見ながら髪型やお顔の印象を相談したい
- 棺へ納めたい品が複数ある
衣服は素材、厚さ、金属部品の有無、お身体の状態によって、そのまま着せる方法以外を提案することがあります。副葬品も火葬炉やご遺骨へ影響する品は納められない場合があるため、棺に入れてよい物・入れられない物を参考に、現物を担当者へ見せてください。
家族の立ち会い方に一つの正解はありません
納棺は、ご家族が故人と静かに向き合う時間でもあります。ただし、すべての工程を近くで見ることが負担になる方もいます。参加したくない方や、途中で席を外したい方へ立ち会いを強いる必要はありません。
納棺に立ち会うときの服装と準備では、集合時刻、参加範囲、子どもや高齢の方がいる場合の確認点を詳しくまとめています。当日は、次の順番で担当者へ希望を伝えます。
- 誰が立ち会うかを伝える
- 見守るだけか、手を添えたいかを伝える
- 触れたい場所や整えたい箇所があれば先に相談する
- 途中で退出できる場所を確認する
故人の手や姿勢は、お身体の状態によって動かしにくいことがあります。故人の手を胸元で組ませない場合もあるため、ご家族だけで動かさず、納棺師または葬儀担当者へ声をかけてください。
遠方の家族は到着時刻を先に共有します
都市圏など遠方から新宮市周辺へ向かう場合、到着を待てるかどうかは、通夜の日程や故人のお身体の状態によって変わります。交通手段を決める前に、納棺の予定時刻と立ち会い希望を中本葬祭へ伝えてください。
間に合わない場合も、手紙や衣服を先に預ける、納棺前後に面会する、出棺前のお別れで品を納めるなど、別の方法を相談できます。立ち会えないことだけで、故人を思う気持ちが足りないということはありません。
よくある質問
納棺師は家族が自分で探す必要がありますか
中本葬祭での葬儀をご検討の場合は、弊社のスタッフに納棺師が所属しておりますのでまず担当者へご相談ください。希望する内容と日程を伺います。葬儀全体の予定と合わせて進めましょう。
家族も納棺の作業をしなければなりませんか
必ず行うものではありません。見守るだけ、希望する工程だけ手を添える、最後のお別れだけ参加するなど、ご家族の気持ちと体調に合わせて決められます。
生前に着ていた服を着せられますか
衣服の素材、形、金属部品、お身体の状態によって方法が変わります。希望する服は早めに担当者へ見せ、そのまま着せられるか、別の整え方がよいかを確認してください。
納棺に間に合わない家族はどうすればよいですか
到着予定を早めに伝え、日程を調整できるか確認します。難しい場合は、手紙や衣服を預ける、別の時間に面会する、出棺前のお別れに参加する方法を相談できます。
納棺師への希望は、葬儀の打ち合わせで具体的に伝えます
納棺師へ依頼するときは、衣服、お顔や髪、立ち会う方、副葬品の4点を整理しておくと、希望を伝えやすくなります。すべてをご家族で決める必要はありません。故人のお身体の状態を見ながら、できる方法を一緒に確認します。
新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町で、納棺師への依頼や当日の立ち会い方を前もって確認したい方は、中本葬祭の資料請求・お問い合わせから事前相談をご利用ください。急な場合は24時間お電話を受け付けています。
出典
- 中本葬祭「葬儀の流れ」
https://nakamoto.jp/flow/ - 中本葬祭「納棺に立ち会うときの準備|服装・時間・家族が確認したいこと」
https://nakamoto.jp/osousiki-qa/nokkan-family-preparation/ - 中本葬祭「故人の手を胸元で組ませない場合がある理由|死後硬直と納棺」
https://nakamoto.jp/osousiki-qa/itai-te-kumanai-riyuu/
出典確認日:2026年9月30日
この記事の監修
中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。
